鳥取砂丘未来会議事務局
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エリザハンミョウの保護について

エリザハンミョウを保護しています

ハンミョウ
 鳥取砂丘のオアシス周辺には、湿った砂地に巣穴を作る「エリザハンミョウ」という昆虫が生息しています。
 昨年の少雨など様々な影響により、この数が減少しています。
 環境省と鳥取砂丘未来会議は、今年4月から1年半程度、オアシス周辺の生息地をロープで囲み、エリザハンミョウを保護する取り組みを始めています。
 ハンミョウは安部(あべ)公房(こうぼう)の小説「砂の女」に登場するなど、砂丘になじみの深い昆虫です。
 小さなエリザハンミョウを守るため、ロープの中に入らないよう、皆様のご協力をお願いします。

エリザハンミョウについて

ハンミョウ
体長9-11mmの小型のハンミョウです。
河川沿いや河口の湿った砂地に生息しています。
幼虫は地面に掘られた、たて穴の中で、通りかかる小昆虫を捕食します。

エリザハンミョウトピックス

  • エリザの名称

    初代ロシア領事として函館に来日(1857)したゴシュケビッチ夫妻は盛んに昆虫を採集したと言われており、エリザはゴシュケビッチの妻の名前から付けられている。
  • 砂の女

    『砂の女』(すなのおんな:1962)は、安部公房(芥川賞作家)の書き下ろし長編小説。
    安部の代表的作品で、近代日本文学を代表する傑作の一つと見なされているだけでなく、海外でも評価が高い作品である。
    海辺の砂丘に新種のハンミョウ採集にやって来た男が、女が一人住む砂穴の家に閉じ込められ、様々な手段で脱出を試みる物語。