シルダリア川から基幹用水路への取水
 
地形が平坦なため、水が流れる勾配を確保するために50km以上離れた上流から灌漑用水が取水される。シルダリア川の水のECハ2dS/m弱ある。大規模灌漑が始まる30年前は1dS/m未満であった。末端に届くまでに、蒸発による濃縮と水路からの塩の付加で、灌漑水の塩分濃度は徐々に上昇してゆく。

撮影地:カザフスタン

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タン−』もぜひご覧下さい。